【日病薬認定薬剤師試験範囲】イエローレター、ブルーレターが発出された医薬品とその内容について勉強しよう!

日病薬病院薬学認定薬剤師認定試験範囲

今日は、hiyokoです。総合病院で薬剤師として勤務しています。

イエローレターとかブルーレターって聞いたことがあるけど、どういうものなの?

hiyoko
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名前が似ていてややこしいよね……どんなものなのか確認していこう!

イエローレター、ブルーレターはある薬品で起きた重大な副作用等を注意喚起するお知らせです。

緊急性の程度によって分けられています。

イエローレター(緊急安全性情報)

PMDAでは次のように記載されています。

緊急に安全対策上の措置をとる必要があると判断された場合、厚生労働省からの配布指示に基づき、製造販売業者が作成する情報

指示を出すのは国(厚生労働省)、作成するのは製薬企業(製造販売者)です。

国民(患者)向けの資材は、原則作成します。

何でイエローレターっていうの?

hiyoko
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黄色い紙でお知らせが来るからね!

黄色だと、目立ってより緊急性が伝わる気がします。

代表例としては、抗インフルエンザ薬「タミフル®」服用後の異常行動について、等が挙げられます。

ブルーレター(安全性速報)

PMDAでは次のように記載されています。

緊急安全性情報に準じ、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な安全対策措置をとる必要があると判断された場合に、厚生労働省からの配布指示に基づき、製造販売業者が作成する情報

イエローレターよりも緊急性は低いけど、なるべく早めに医療従事者や国民に伝える資料、ということですね。

指示を出すのは国(厚生労働省)、作成するのは製薬企業(製造販売者)なのはイエローレターと同じです。

国民(患者)向けの資材は、必要に応じて作成します。イエローレターよりも少し基準が緩くなっています。

hiyoko
hiyoko

青い紙でお知らせが来るよ!

代表例としては、抗てんかん薬「ラミクタール®」の皮膚障害について、等が挙げられます。

まとめ

イエローレター、ブルーレター共に発行される頻度は年に一度あるかどうか位、少ないですが、発行された場合は、薬局で扱っているかを問わず、必ず目を通しておきましょう。

以上、hiyokoでした^^

以下の項目の試験対策としてまとめました。

日病薬病院薬学認定薬剤師認定試験 出題基準
Ⅱ.基本的業務の向上を図る
Ⅱ-3:医薬品情報
●イエローレター、ブルーレターが発出された医薬品とその内容について理解している。

記事を作成するにあたり、以下の資料を参考にしています。

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